2023年11月５日付公明新聞より一部転載

公明党の国重徹衆院議員は４日、大阪市内淀川区で街頭演説会を行い、経済浮揚など内外の諸課題に対し国民目線で解決していく決意を訴えた。演説会には自民党の世耕弘成参院幹事長、公明党の石川博崇府本部代表・参院議員が参加した。

世耕参院幹事長は、政府が閣議決定した総合経済対策について触れ、「１地番重視したのが低所得者に対しての支援だ」と述べ、「補正予算が成立したら、既に実施した分と合わせて１世帯当たり10万円の給付ができる」と訴えた。また、中間層向けについては、来年６月に実施予定の１人当たり４万円の減税の他、先んじて行われる来年の春闘で仮に５%給料が上がれば「給与明細の手取額が増えたと実感できる」と力説した。

国重氏は、家族らの介護が必要となり、仕事を続けたくても続けられない介護離職者が昨年１０万人を超えたと指摘。介護サービスのさらなる充実や介護と仕事の両立支援に力を注ぐと訴えるとともに、「これからも幅広い国民の声を政治に届けていく」と力説した。