2023年12月8日付公明新聞より転載
国民の理解深まる効果も
衆院憲法審査会は7日、実質討議を行い、公明党の国重徹氏は、緊急時の国会議員の任期延長について「これまでの議論を踏まえて、たたき台となるような条文案の作成に向けた検討に着手することが大事だ」との見解を述べた。
国重氏は、緊急時でも、国会機能の維持へ衆参両院が同時に活動する重要性を述べた上で、議員任期延長の必要性について、自民、公明、日本維新の会、国民民主などの5会派で、おおむね一致していると指摘。具体的な条文案を基に議論を積み重ねることで「国民がより具体的なイメージを持ちやすくなり、国民の理解が深まることにつながる」との考えを示した。