４月１５日付け公明新聞１面より転載

公明党の杉ひさたけ参院議員（参院選予定候補＝大阪選挙区）は14日、大阪市を訪れ、建設技術者派遣事業を手掛ける株式会社「夢真」の研修施設「夢真トレーニングセンター桜川」を視察し、人材確保・育成のあり方などを探った。国重徹前衆院議員、府・市議が同行した。

同センターは業界未経験者が、建設現場の技術社員としての必要なスキルや知識を実践的に身に付けるための施設。一行は、鉄筋構造や測量技術を学ぶ模擬現場、座学の様子を見て回った。

高津尚史執行役員は、建設業界の人手不足や高齢化が進む中、「当社の平均年齢は29歳で若手が多い」と強調。人材紹介会社と連携し、業種にこだわらない求職者のほか、研修の充実や手に職を付けることを求める人に対して業界の魅力を知ってもらい、採用の幅を広げていると説明した。

杉氏は「人手不足が顕著な業界の人材確保や育成は重要。しっかり後押しする」と語っていた。