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党訪中団5日目:天津・北京 周恩来鄧穎超記念館を訪問し、唐家璇会長と会見

公明党の山口那津男代表を団長とする党訪中団は9日昼、

北京市内の釣魚台国賓館で中日友好協会の唐家璇会長と会見した。

古屋範子副代表、石田祝稔政務調査会長、西田実仁広報委員長(参院議員)、

国重徹青年副委員長(衆院議員)が同席した。

 

席上、唐氏は、訪中団を歓迎した上で、中日友好について、

「このところ、中日関係は改善しただけでなく、安定かつ急激な発展を遂げている」

と強調。これに対し山口代表は、

「両国関係は改善の流れが明確になり、今後の新たな展望が見えつつある」と述べ、

今後の首脳往来などに期待を寄せた。

 

また、一行は同日午前には、天津市内の周恩来鄧穎超記念館を訪れ、

王起宝館長、王緒周前館長と懇談した。山口代表は、

周恩来、鄧穎超夫妻と党創立者の創価学会・池田大作名誉会長の縁に触れながら、

「意義深い記念館を訪問し、後世に歴史の意義を伝え残したい」と力説した。

 

また、周元首相が日本留学中に在籍した東亜高等予備学校の校長・松本亀次郎氏について、

松本氏の出身地の静岡県掛川市へ、同館が周元首相と松本氏のろう人形を寄贈することでも

意見交換した。

 

その後、一行は館内を見学し、池田名誉会長が鄧女史に送った、

周元首相と鄧夫人が最後に撮った集合写真をもとにつくった油絵を前に館長らと懇談した。

 

党訪中団は同日夜、羽田空港着の日本航空機で帰国した。

>> [外部リンク]公明ニュース「日中首脳往来に期待」

 
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