国重とおるフェイスブックより
いわゆるLGBT理解増進法案、衆院内閣委員会において賛成多数で可決。提案者として答弁に立ちました。
性の多様性に関する理解を促進し、性的マイノリティもマジョリティも、すべての人がお互いの人権や尊厳を大切にし、生き生きとした人生を享受できる社会を目指すための法案です。
なお、本法案は理念法といって、個々の人の行為を制限したり、何か新しい権利を与えたりするようなものではありません。
女性トイレや公衆浴場の女湯のような女性用の施設の利用や、スポーツ大会の参加ルールについて、現状のあり方を変えるものではありません。
性の多様性に関する法務省の動画です。ぜひご覧ください。
外部リンク>>あなたが あなたらしく生きるために 性的マイノリティと人権
2023年6月10日付公明新聞より転載
自民、公明、日本維新の会、国民民主の与野党4党は9日、LGBTなど性的少数者への理解増進法案について、与党案を修正することで合意した。
与党案の「性同一性」という表現を「ジェンダーアイデンティティ」に改めるのが柱。
修正案は同日の衆院内閣委員会で採決され、4党などの賛成多数で可決された。13日の衆院本会議でも可決され、参院に送付される見通し。
一方、立憲民主、共産、社民の野党3党が提出していた法案は否決された。
修正案では、法案の目的に「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解が必ずしも十分ではない現状に鑑み」と追加した。
性的少数者への理解増進に関しては「家庭及び地域住民その他の関係者の協力を得つつ」との文言を加えるとともに、「全ての国民が安心して生活できるよう留意する」と明記。
その上で、政府に対して運用指針の策定を求める条文も追加した。
委員会採決に先立つ質疑で公明党の河西宏一氏は、法案の目的について「互いの人格と個性を尊重し合いながら相互理解の増進を図るものだ」と強調。性の多様性を認め合う共生社会の実現に向けた第一歩として、早期に法案を成立させる重要性を訴えた。