(国重とおるフェイスブックより)
阪神なんば線「淀川橋梁」(此花区の伝法駅—西淀川区の福駅)架け替えのビックプロジェクトが、
いよいよ動き出します。
国、大阪府、大阪市、阪神電鉄の協議会が本日スタート!
(毎日放送)
【阪神 水面すれすれ鉄橋架け替えへ】
阪神電鉄は橋を架け替えることを決めました。
大阪の淀川に架かる阪神なんば線「淀川橋梁」は水面すれすれの橋として知られていますが、
防災の観点から架け替えられることになりました。
阪神なんば線「淀川橋梁」。
大阪の淀川にかかる鉄橋で1日約300本の電車が行き来します。
設置から90年。実は以前から問題を抱えていました。
淀川橋梁は長さ758メートルの古い橋で、
その橋の一番低い橋桁部分から水面まではわずか4メートル28センチしかありません。
洪水時など水面が上昇し、高潮に対して高さが足りないのです。
さらに堤防より1.8メートルも低い位置を走っているため、
高潮時には防潮堤を閉めて対応するという全国でも珍しい橋なのです。
阪神電鉄では年に2回、防潮堤を閉める訓練なども実施してきましたが、
こうした状況が洪水時に流れが滞る危険があり、高潮が発生した時の影響が懸念されてきました。
これを受け国土交通省などが協議した結果、11日、
現在より下流の場所で堤防より高い橋に架け替えることが決まりました。
総事業費は約500億円で、着工から15年かけ完成を目指すということです。