超党派・夜間中学等義務教育拡充議員連盟による、
埼玉県川口市「川口自主夜間中学」視察に参加しました。
公明党からは浮島智子議員、中野洋昌議員も参加され、
授業見学や、生徒やスタッフの皆様との意見交換会等を行いました。
6月10日付の毎日新聞に記事が掲載されました。
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以下、記事全文を掲載します(一部中黒を追加)。
【「川口自主」 夜間中議連が初視察 馳会長、公立設置に意欲】
公立の夜間中学の設置推進などを目的に活動している
超党派の「夜間中学等義務教育拡充議員連盟」(馳浩会長)の国会議員13人が
9日、川口市の「川口自主夜間中学」(金子和夫代表)を初めて視察した。【鴇沢哲雄】
視察は、30年前に設立された「埼玉に夜間中学を作る会」(野川義秋代表)が、
連盟側に働きかけて実現。
所属議員は9日夜、JR川口駅東口にある複合施設「キュポ・ラ」の教室で授業を見学後、
「公立の夜間中学を設置してほしい」と訴える生徒らの声に耳を傾けた。
この日は日本語の授業などが行われ、ある議員は、外国人の生徒に
「この教室をどうやって知ったのか」「日本語の教科書で学んでいるのか」などと質問。
生徒は「インターネットで教室を調べた」「中国にいた時から日本語の教科書で勉強していた」
などと答えた。
他の議員は、保育士の国家試験に挑戦している
中国・ハルビン市出身の権文頴(けんぶんえい)さん(29)が
開いていた問題集をのぞき込み「こんなに難しい言葉を勉強しているの」と驚いた様子だった。
視察後の議員との意見交換会で、金子代表は、
自主夜間中学ではボランティアの先生約20人が40〜50人の生徒を指導していると説明。
国や自治体には、
・既存の学校の教室利用
・昼間の中学に通えない不登校の生徒が自主夜間中学に通った場合に、
(昼間の中学で)出席日数を加算できるルールづくり
・教材の無償配布
などを求めた。
馳会長は「教育を受けられる機会を広げ、学ぶ権利をどう保障するか真剣に考えたい」と述べ、
公立夜間中学設置に向け全力で取り組むことを約束した。
>> [外部リンク]毎日新聞ホームページ
「6月11日付(地方版) 夜間中議連:「川口自主」初視察 馳会長、公立設置に意欲 /埼玉」