<公明新聞より抜粋>
公明党の法曹養成に関するプロジェクトチーム(PT、大口善徳座長=衆院議員)は5日、法務省で
谷垣禎一法相に会い、「これからの社会の要請に応える法曹の養成に関する提言」を手渡した。
大口座長は席上、法テラスを活用した司法アクセスの改善に向け、
「総合法律支援法の改正を」と強調。その上で、
(1)DV(配偶者などによる暴力)やストーカー犯罪被害者への無料法律相談
(2)高齢者や障がい者へのアウトリーチ(訪問支援)型の法律サービス
(3)大規模災害の被害者に対する法的支援
(4)法テラスの常勤弁護士を5年で倍増
――などの実現を求めた。
さらに、国際的な分野で活動する法曹のキャリアパス(能力アップの道筋)構築に向け、
在外公館や国内外の関係機関への法曹の配置も要請した。
谷垣法相は、「提言を反映できるよう頑張りたい」と応じた。