公明党 給付型奨学金推進PTに参加し、学生や学校長の皆さんからヒアリングを行いました。
(2016年11月9日付公明新聞より抜粋)
「希望かなえる給付型
学業・生活支える奨学金に 高すぎる成績要件は疑問 党PT、学生、学校長に実情聞く」
公明党給付型奨学金推進プロジェクトチーム(PT、座長=富田茂之衆院議員)は8日、
衆院第2議員会館で会合を開き、返還不要の給付型奨学金の創設に向け、
現役大学生や高校の校長から、進学に対する経済的支援について実情を聞いた。
(中略)
会合終了後、富田座長は記者団に対し、PTでのヒアリングや議論を踏まえ、
給付型奨学金の制度設計に関する考えを述べた。
対象者については「児童養護施設出身者や生活保護世帯に加え、
住民税非課税世帯を一定程度、対象にしないと国民の納得は難しい」と指摘。
支給額は「3万円では少ないという意見が多い。5万円台まで乗せられる制度を提案したい」
と語った。
成績要件では「仮に要件を決めるとしても、一部で言われる評定平均値4.3ではなく、
従来、無利子奨学金が受給できた3.5が良いのでは」と述べた。
財源に関して、一部で提案されている特定扶養控除見直しや教育国債発行については
「財政法改正や税制改正はすぐにはできず、国民の納得を得られるのかも疑問だ」とし、
教育職などの奨学金返還免除廃止で生まれる財源を活用したいとの考えを示した。