(国重とおるフェイスブックより)
2013年9月、わが国で初めて「LGBT支援宣言」を出したのはどこか?「淀川区役所」です。
私の事務所はその淀川区にあります。今日はまずは淀川区役所へ。
昨年12月、淀川・阿倍野・都島の3区役所合同で、教職員向けのLGBTハンドブックを発行。
その1頁目、「はじめに」の中で以下のことが書かれています。
「教員養成課程にも性的マイノリティに関する項目は入っていないため、
教職員でさえ、多くの一般の方と同様に、正しい知識がない状況です。
しかし、「知らないではすまされない」現状があります。
「淀川区LGBT支援事業」では、コミュニティスペースに年間200人以上の参加者、
電話相談に年間1000件以上の着信がありました。
学校や家庭の中で「おかま、ホモ」などの差別的な発言を見聞きすることも少なくありません。
テレビでも、笑いの対象として扱われています。
そんな中、子ども達は、傷つき、誰にも相談できず、孤立しています。
「自分は社会に認められない」と思い悩み、不登校や中退、自死などの要因にもなっています。
20人に一人と言われる性的マイノリティは、外国の話や、テレビの中の話ではありません。
皆さんがすでに出会ってきた子ども達の話です。
あなたの一言が、あなたの行動が、生徒の命を救うきっかけになるかもしれません。
このハンドブックが、子どもたちを、親を、先生をサポートする一助となりますように。」
思いのこもった、画期的な取組みです。
私もLGBT議連の立法チームの一員として、立法作業に真摯に取り組んでいきます。