(国重とおるフェイスブックより)
「まずは、ごはん!」。
ここから「つながり・支えあう」関係をつくっている、
生野のCPAO(シーパオ。大阪子どもの貧困アクショングループ)の夕ご飯会へ。
ボランティアの女性陣や、子どもたちがテキパキと夕食の準備を始めるなか、
調理係としては戦力外と見切りをつけ、運搬、雑務に専念しました。
湯気が立ちこめる、あったかいご飯。
「いただきます!」。
子どもたちと話しながらパクパク食べていると、
前にいた男の子が「おかわり、できるで」と勧めてくれました。
食後に「おにいちゃん、かくれんぼしようや」とのお誘い。
「おにいちゃんって呼ぶとは、世間のこと、ようわかってるなぁ。世間知あるな。ええよ、やろか」
「おい、◯◯、△△、おにいちゃん、一緒にかくれんぼするって」
「よっしゃあー!!!」「やろ、やろ!!」「あたしもやるー」。
レトロな趣きのある民家、畑を舞台に、子どもたちと本気のかくれんぼ。
昨夜の大阪は寒く、冷気との闘い。
木材の陰に息をひそめ隠れ続けるも、懐中電灯に照らされ、あえなく御用。
「親でなくてもいい、ほんの一時期でもいい、
誰かから自分は大事にされた、愛された、信頼してもらった、こういった体験、記憶がある人は、
その後の人生、しんどい局面にぶち当たったときに、いい意味で人に頼ることができる。
支援を活用できる。
そうでない人は、支援をしてもなかなか上手くいかないことが多い」。
活動の中心メンバーの方たちから、現場の悩みをいろいろと伺いました。
子どもたちを何としても守りたい、歯ぎしりする思いが、バシバシ伝わってきました。
わが身を削って活動される、善意の人たちに甘えすぎる政治であってはいけません。