公明党の山口那津男代表は17日、大阪市内で行われた党大阪府本部の演説会に出席し、景気回復とデフレ不況の脱却について見解を述べるとともに、公明党への支援を訴えた。
これには次期衆院選予定候補の国重とおる青年局次長(同5区)らが参加した。
山口代表は、消費増税法案について、野田首相が今国会中の成立に政治生命を懸けると明言していることに言及。「否決されたり成立できなければ、解散総選挙をやらざるを得ない。民主党政権がいかに迷走してきたか、国民の審判を受けるべきだ」と指摘。「公明党は常在戦場の構えで臨み、断固リベンジを果たす」と訴えた。
また、「増税ありき」ではなく景気回復とデフレ不況の克服が必要と強調。「公明党は老朽化した道路や橋の改修など、命を守る事業が経済の立て直しにもつながる、一石二鳥・三鳥の防災・減災ニューディールをやり遂げたい」と力説し、日本再建の原動力になると訴えた。
これに先立ち予定候補6氏が登壇。国重氏は「公明党の先鋒となり暮らしを守る政治を切り開く」と力説した。
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