(国重とおるフェイスブックより)
「橋を作る経験が人より余計にあったからといって、
これは人生の価値とは全く別のことなんです。
人生の価値とは何か、偉大なる人生とは、どんな人生を言うのか。
これは非常に難しい問題なんです。瀬戸大橋を作るより、はるかに難しい問題です」
「次から次へと具体的な目標を与えられたものですから、
常に何をなすべきかではなく如何になすべきかだけを考えていればよかったのです。
瀬戸大橋の仕事もその延長線上でした。
それはいくら難しくても本質的には単純なことなのです。
目標に対して迷うことがないからです。
迷うひまがなかった人生も一つの人生ではありますが、それは語るに値しません」
「人生の深みは、人間的な迷い、悩み、苦しみの深さを通して生まれてくるものだと思います」
(瀬戸大橋・坂出工事事務所長 杉田秀夫)