活動報告

メタンで循環型社会 -脱炭素の実証実験を視察-

07/24公明新聞より

公明党の国重徹衆議院議員は23日、大阪市此花区を訪れ、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)実現に向けた実証実験が行われている大阪広域環境施設組合舞洲工場を視察した。川岡栄一府議、今田信行、司隆史の両市議が同行した。

同工場内の実証設備は今年5月に開設。大阪ガス株式会社の協力の下、生ごみを発酵させて製造したバイオガス中の二酸化炭素と、再生可能エネルギー由来の水素からメタンを合成(メタネーション)し、都市ガスとして利用する二酸化炭素の循環型システムを構築する実証実験が行われている。実証が進めば、既存の都市ガスインフラを利用できるメリットがあるとし、2030年には製造したメタンの商用化が出来るよう研究を進めている。

また、施設を25年大阪・関西万博会場の近くに移転させ、開催期間中は会場内のごみの一部からメタンを製造して活用する計画を立てている。

視察後、国重氏は「脱炭素に向けた未来の都市ガスをつくる画期的な取り組みを今後も後押ししていく」と述べた

 
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