(国重とおるフェイスブックより)
これからの時代、「データ」が価値創造の源泉。
データの利用が拡がってきたことで、時価総額の世界トップ10企業は大きく変化しました。
10年前は、石油、製造、通信、金融が中心。
これが昨年、トップ10のうち6社がデジタルプラットフォーム企業に。
アメリカでは「GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)」、
中国では「BAT(Baidu、Alibaba、Tencent)」が注目されています。
デジタル・プラットフォーマーは、
ネット上で多くのユーザーや企業をつなぎ、活動の「場」を提供。
データが集まれば集まるほどサービスの質を向上させ、「雪だるま式」に拡大。
一方で、企業がビジネス展開するために「依存」せざるを得ない面も。
このような中、規約の一方的変更で不利益が生じるなど公正な競争を阻害しているとの意見もあります。
EUなどでは規制のルールを整備。
日本でも昨年12月、ルール整備の「基本原則」を策定。
これに沿って、具体的検討を進めているところです。