全長約700メートルの巨大な淀川大堰。
水をせき止めて水位を維持し、大阪湾からの海水の逆流を防いで飲料水を守る重要な役割を担っています。
この淀川大堰の前後、上流と下流の間には、最大で3メートルほどの水の段差があり、これまで船は直接通り抜けることができませんでした。
そこで、この大堰に日本最大の船のエレベーター(閘門)をつくって、大阪のベイエリアから枚方、京都まで船で直接行き来できるようにする。観光や地域のにぎわいづくりの切り札にするとともに、災害で道路が寸断されても、船を使って復旧活動や緊急物資の輸送ができるようにする。
この新たな挑戦を、国交省や淀川区役所、地方議員の皆さんらとともに進めてきました。
そして本日、淀川ゲートウェイ(淀川大堰閘門)と地元・十三の船着場がついにデビュー!功労者としてイベントに招かれ、地域の皆さんと船にも乗ってきました。
ご尽力してくださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。
川をつなぎ、街をつなぎ、人をつなぐ。この淀川舟運が、未来への架け橋になることを願っています。