(国重とおるフェイスブックより)
「ポレポレ東中野」で開催中の『夜間中学映画祭』へ。
かの「ゴジラ」の本多猪四郎監督の幻の作品『夜間中学』(1956年/44分)、
ドキュメンタリー映画『うどん学校』(1976年/24分)の2本を鑑賞。
周囲の会話の内容から、夜間中学に現に通っている、
また過去に通っていた方も多く来場していたと思います。
人柄の良さが顔から滲み出ている隣の席の老婦人。
足が悪いようで、上映中、前の席に左足をつけてずっと足を上げたまま、映画に見入っていました。
もう一方の隣の席に座っていた80歳くらいのおじいさんは、お手洗いに3度立ちましたが、
それ以上に「うどん学校」の上映中、目頭を何度も拳で拭っていました。
「この希有な学校の専任教師として42年間も学んだ私は、
日本一幸せな教師ではないかと思っています」 (見城慶和 夜間中学教師)