(国重とおるフェイスブックより)
総務大臣政務官として、昨年11月に
「デジタル活用 共生社会 実現会議」を新たに立ち上げました。
情報通信技術(ICT)を活用して、年齢や障がいの有無にかかわらず、
豊かな人生を享受できる「共生の社会」を実現するためです。
座長は「日本のインターネットの父」と呼ばれる村井純教授。
特筆すべきは、
目が見えない、耳が聴こえない、知的障がいがある、様々な障がいを抱えた方たち、
また、80歳を超えた高齢者の方にも構成員になって頂いたことです。
会議の準備や後片付けをして下さったのも、障がいのある方たちでした。
この会議は、経済成長のためにICTをいかに活用していくかといった他の会議とは異なり、
高齢者や障がいを持った方などが、
それぞれの人生を豊かに送るために、どのようなことがICTにできるのかという観点で、
人に焦点をあて、人を中心に考え、議論してきたところが重要な点であったと思います。
国内外の動向のみならず、それぞれの取組や経験なども踏まえた熱心な議論は17回を重ね、
今般、その結果を報告書に取りまとめました。
「デジタル活用 共生社会」の実現に向けた第一歩です。
この報告書に基づいて、今後、政府が具体的な施策に取り組んでいくことになります。
必ず実行され、成果が出るよう、その進捗をしっかりと注視していきます。