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公明党の提言で実現! 初のヘイトスピーチ実態調査の結果を公表

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※上記画像は>> NHK NEWS WEBのスクリーンショットです。

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昨年、事務局長を務める「公明党ヘイトスピーチ問題対策PT」が政府へ申し入れをしたことにより、
ヘイトスピーチの初の実態調査が実現しました。
本日、その結果が公表されたことを受け、PTとして内容の報告を受けました。

>> [ニュース]ヘイトスピーチ問題対策等について官房長官と法務相に申入れしました。
>> [ニュース]ヘイトスピーチ問題対策等の実態調査へ向け、政府が動き出しました。

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(国重とおるフェイスブックより抜粋)

昨年7月、公明党ヘイトスピーチ問題対策PTが、政府に申し入れた提言。
これを受けて実施された「実態調査」の結果が本日公表されました。

>> [外部リンク]国重とおるフェイスブック

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(以下、毎日新聞 2016年3月30日21時12分(最終更新:3月30日21時23分)より引用)
【ヘイトスピーチ 「年ごとに減少も、沈静化とはいえず」】

法務省が実態調査結果を公表

法務省は30日、特定の人種や民族に対する差別的言動を街頭で繰り返す
ヘイトスピーチの実態を初めてまとめた調査結果を公表した。
ヘイトスピーチをしているとされる複数の団体が2012年4月~15年9月にかけて、
29都道府県で計1152件のデモを実施していたことを確認し、
「年ごとに見ると相当程度減少しているが、沈静化したとはいえない状況だ」と指摘した。

インターネット上に公開された
ヘイトスピーチをしているとされる団体の情報などに基づき、デモの件数を調べた。
12年(4~12月)は237件、13年は347件、
14年は378件、15年(1~9月)は190件だった。
都道府県別では約4割が東京都に集中し、大阪府、愛知県、北海道の順に多かった。

また、ネット上の動画サイトに投稿された72件分の動画(計約98時間)の内容を分析した結果、
特定の民族に対し
(1)「日本から出て行け」などと一律に排斥する
(2)「皆殺しにせよ」など危害を加える
(3)「ゴキブリ」などと蔑称を使って誹謗(ひぼう)中傷する
--ような発言が計1803回確認された。

ただ、(1)~(3)に該当する回数は減少傾向にあり、大人数によるデモも減少傾向にあるという。
その要因については、京都朝鮮第一初級学校(現・京都朝鮮初級学校)へのヘイトスピーチを巡る訴訟で
大阪高裁が14年7月、1審と同様に学校側勝訴の判決を言い渡したことや、
社会的関心が高まったことが影響したとみている。

調査は法務省が外部委託して実施。
今年1~3月には在日韓国・朝鮮人計20人への聞き取り調査も行った。
【和田武士】

「心は殺されました」 川崎の在日3世

「ゴキブリ朝鮮人は出て行け」「ぶち殺せ」。
1月31日、在日コリアンが多く住む川崎市の臨海地域は、ヘイトスピーチの標的になった。
平穏な日常を脅かされ、今も住民らには動揺が広がったままだ。

法務省の調査で聞き取りに応じた在日3世の崔江以子(チェ・カンイジャ)さん(42)は
当日、ヘイトスピーチに抗議するために街頭に出ていた。
生まれ育った街でデモ隊が行進するのを見て、「怖くて、涙が出てきた」と振り返る。
今もその場所を通ると「じわっと涙が出てきて、音と色が無くなるんです」。

今月16日には横浜地方法務局に被害を申告した。
22日にはヘイトスピーチなどを禁じるために野党が提出した
「人種差別撤廃施策推進法案」を審議中の参院法務委員会で意見陳述し、
「心は殺されました」と訴えた。

調査結果はヘイトスピーチは沈静化したわけではないとしている。
崔さんは「対策がされないことで、私たちは大切にされていないと感じ、二重に傷ついています」と話した。
【後藤由耶】

>> [外部リンク]毎日新聞「ヘイトスピーチ 「年ごとに減少も、沈静化とはいえず」」2016/3/30/ 21:12(最終更新2016/3/30 21:23)
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>> [外部リンク]NHK NEWS WEB「ヘイトスピーチ 3年半で1152件確認 法務省」2016/3/30 19:12
>> [外部リンク]日経新聞「ヘイトスピーチ関連デモ1152件 法務省、初の実態調査」2016/3/30 20:43

 
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