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夜間中学等義務教育拡充議員連盟の設立総会に出席しました。

(国重とおるフェイスブックより)

「夜間中学等義務教育拡充議員連盟」の設立総会に参加。

以前、住んでいた自宅の目の前に「夜間中学」がありました。
夜間中学は、家庭環境をはじめ、
様々な事情で義務教育を受けることのできなかった人たちの学びの場です。
不登校や引きこもり、障がい者、中高年の日本人、在日外国人、日系外国人など、
いろんな人たちがいます。
大切な、大切な学校です。

現在、公立の夜間中学校は8都府県に31校。残りの39道県には1校もありません。
そのため、全国各地から転居して公立夜間中学校に入学する人や、
往復4時間以上かけて公立夜間中学校に遠距離通学する人たちもいます。
「学びの光」を消させてはならない。

設立総会の合間、夜間中学校の生徒の作文に目を通し、胸が熱くなりました。
家庭環境が大変で中学校に行けなかったご婦人です。

以下、その作文(夜間中学校研究大会の記録誌にも掲載)の一部抜粋です。

「私も、夫も、仕事には自信がありましたが、
 夫婦2人とも、勉強ができてないという自信のなさ、情けなさ。
 町内の集会に行っても、2人で後ろの方で隠れるような場所に座っていました。
 書くことがとても辛く、時には恐怖でした。
 役所へ行くときは、何を書かされるか前もって調べて、紙に書いて、持って行ったので、
 だいたいは、いけました。でも、急に思わんことを書かされて、
 『こんな字くらい、書かれへんのか』と、言われたときの悔しさ。忘れることはありません」

「入学して、勉強を始めてみると、
 『休もうか』『仕事がようけあってしんどいから、今日は学校へ行かんとこか』
 とかは、これっぽちも思いませんでした。
 1年生の間は何もかも無我夢中。9科目ある勉強に、どうしよう、どうしようの毎日。
 石にしがみついてでもついていこうと、人の2倍も3倍も努力しました。
 その年、生まれて初めて年賀状を出しました。しかも、筆ペンで書いたのです。
 受け取った姉や弟は驚いたと思います」

「3年間、頑張ればいろんなことができるようになります。
 習字も美術も、上手になりました。
 自分が、こんなことができる人間やとは、思ってもみませんでした。
 ことばが泉のように湧いてきます。
 何より嬉しいのは、学校に来る前は、書かれへんことで、あんなに苦しんでいた私が、
 今は、自分の思いを、文字で、言葉で、書き表せることです」

「夫も、いろんなことで自信がついてきたのが分かります。
 ほんまに、書かれへんかった夫が、
 住所と名前くらいしか、よう書かん私に、字を書くことでは、いつも頼っていた夫が、
 今は、ちゃんときれいに字を書いてる、堂々と大きな習字を書いてる。
 いくつになっても、人間は成長できる。すごい、と思います」

学びの光、感動がここにあります。

恩師曰く、「大学は大学に行けなかった人に尽くす指導者を育てるためにある」。

原点を忘れずに、頑張ります。

>> [外部リンク]国重とおるフェイスブック

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